その一杯の、はじまり
1861年、イタリア王国が統一された年。初代国王ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世の息子が、ピエモンテの丘に広大な領地を購入した。愛人ローザ・ヴェルチェッラーナのために建てた館と、その周囲に広がるブドウ畑。それがフォンタナフレッダの始まりだ。
バローロは「ワインの王、王のワイン」と称される。ネッビオーロ種から造られるこのワインは、バラやタール、チェリーの複雑なアロマを持ち、力強いタンニンと酸味が何年もの熟成に耐える。若いうちは硬く閉じているが、時間とともに開花していく。
テイスティングノート
威厳と繊細さの共存、バラとタールとチェリーの香り
このワインの個性
軽い重い
辛口甘口
穏やか酸味
控えめ豊か
飲み頃温度
18〜20℃(常温に近く)
おすすめグラス
ブルゴーニュ型(大きく口の広いグラス)
生まれた場所のこと
イタリア — ピエモンテ州 バローロDOCG(クーネオ県)
ピエモンテはイタリア北西部、アルプスの麓に広がるワイン産地。バローロとバルバレスコという2大DOCGを擁し、ネッビオーロの聖地として知られる。ランゲの丘陵地帯は2014年、ブドウ畑の景観が世界遺産に登録された。白トリュフ、ヘーゼルナッツ、チーズなど、食の宝庫でもある。
気候
大陸性気候。夏は暑く、秋は霧が発生。冬は寒く雪も降る。昼夜の寒暖差が大きく、ブドウに複雑さを与える
土壌
石灰質・泥灰土(マール)と砂質土壌。ミネラル豊富で水はけが良く、ネッビオーロに最適
知ると、もっと好きになる
1
バローロが「ワインの王」と呼ばれるようになったのは19世紀。サヴォイア王家の公式ワインとして愛された歴史から
2
ネッビオーロは世界で最も栽培が難しい品種の一つ。ピエモンテ以外ではほとんど成功例がない
3
フォンタナフレッダの敷地内には、かつての王族の館が今もワイナリーとして機能している
一緒に楽しむなら
いつ、開けよう?
特別な記念日にじっくりとイタリアンのフルコースでワイン好きへのプレゼントに開けてから数日かけて変化を楽しむ
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