その一杯の、はじまり
テンプラニーリョ——スペイン語で「小さな早熟」を意味するこの名前は、他の品種より早く熟すことに由来します。スペインを代表するこのブドウは、リオハの地で何世紀にもわたって栽培されてきました。
クネ(CVNE)は1879年創業。正式名称は「Compañía Vinícola del Norte de España(北スペインワイン会社)」という壮大な名前です。創業以来、リオハの伝統的な樽熟成スタイルを守り続けています。「クリアンサ」とは、最低2年間(うち1年は樽で)熟成させたワインだけが名乗れる格付け。この時間が、プラムの果実味にバニラの甘い余韻を加え、まろやかで温かみのある味わいを生み出すのです。
テイスティングノート
まろやかで温かみ、プラムとバニラの香り
このワインの個性
飲み頃温度
16〜18℃
おすすめグラス
ボルドー型グラス(まろやかなバニラの香りをゆったりと楽しんで)
生まれた場所のこと
スペイン — リオハ
エブロ川流域に広がるリオハは、スペイン随一のワイン銘醸地。古代ローマ時代からワインが造られており、19世紀にはボルドーの生産者がフィロキセラ禍を逃れてここに移住し、技術交流が進みました。
気候
大陸性気候と大西洋気候の影響を受ける。夏は温暖で乾燥し、適度な寒暖差がブドウの成熟を助けます。
土壌
粘土石灰質、沖積土、鉄分を含む粘土など多様。サブゾーンごとに異なる土壌がワインの多様性を生みます。
知ると、もっと好きになる
リオハはスペインで最初にDOCa(特選原産地呼称)を取得した産地。スペインワインの最高格付け
CVNEのワインセラーには19世紀のヴィンテージが今も眠っており、100年以上前のワインが試飲できることもある
テンプラニーリョはポルトガルではティンタ・ロリスと呼ばれ、ポートワインの主要品種でもある
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