その一杯の、はじまり
マルベックの物語は、まるで映画のようなドラマに満ちています。もともとはフランス・カオール地方の主要品種でしたが、19世紀後半のフィロキセラ禍で壊滅的な被害を受け、フランスではほぼ忘れ去られた存在になりました。しかし、その前にアルゼンチンに渡っていた苗木が、アンデス山脈の麓で見事に花開いたのです。
カテナ家の物語も負けず劣らず壮大です。創業者ニコラス・カテナ・サパタは、1980年代にカリフォルニアのワイン産業に触発され、「アルゼンチンでも世界レベルのワインが造れる」と確信。標高900〜1,500メートルという常識破りの高地にブドウ畑を開拓しました。周囲から「無謀だ」と言われながらも信念を貫き、今やアルゼンチンワインの代名詞と呼ばれるまでになりました。
テイスティングノート
濃厚でスパイシー、プラムとチョコレートの香り
このワインの個性
飲み頃温度
16〜18℃
おすすめグラス
ボルドー型グラス(大ぶりのグラスで、豊かな果実味とスパイスの香りを存分に楽しんで)
生まれた場所のこと
アルゼンチン — メンドーサ
アンデス山脈の雄大な景色を背景に広がるメンドーサは、アルゼンチンワインの心臓部。世界でも類を見ない高標高のブドウ栽培地域で、強烈な紫外線がブドウの皮を厚くし、色濃く力強いワインを生み出します。
気候
乾燥した大陸性気候。年間降水量はわずか200mm程度で、アンデスからの雪解け水で灌漑を行います。
土壌
砂利と砂の沖積土壌。水はけが極めて良く、ブドウの根を深く張らせることで凝縮した果実が得られます。
知ると、もっと好きになる
毎年4月17日は「世界マルベックデー」。1853年にアルゼンチン大統領がフランスからブドウ苗木の輸入を推奨した日にちなむ
カテナの畑は標高1,500mにも達し、世界で最も高い場所にあるブドウ畑のひとつ
アルゼンチンのマルベック栽培面積はフランスの約7倍。今やマルベックといえばアルゼンチンが世界の主役
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